むつ商工会議所 第6代会頭　内田 大輔

令和6年　年頭の挨拶
『時代を創る』

新年あけましておめでとうございます。

昨年、県内は「新しい時代」の扉が開いた一年だったと思います。
「時代が変わる」はじまりの時を、私たちはそれぞれに目撃した一年だったと感じます。

歴史を振り返ってみると、時代が変わる時には、「変えたい人々」と「変えたくない人々」の間である一定の緊張感が必ず生まれます。その「緊張」がピークに達したあとに、大きく「時代」が動いていくことになるようです。

「時代」とは、時間の積み重ねを経て、その時間を区分する呼称です。時はこの瞬間も刻まれていくものなので、もしかしたら「時代」は必ず変わっていくものなのかもしれません。

現在、私たちの暮らしは、世界のどこかで発生した事柄によって影響を受ける時代です。また、世界のどこにいても、世界各地の情報を手にすることが可能な時代です。

「時代」が必ず変わっていくものだとしたら、それに対応するだけでは一歩も二歩も遅れをとってしまいます。「時代の変化」に対応するのではなく、「時代の変わる時」を目撃した我々は、一つの「時代を創る」という気概が必要なのかもしれません。

今年の干支は辰。陽の気が働き、活力旺盛な年といわれます。
皆様の事業が、活力に満ちて、発展しますことをご祈念申し上げ、新年のご挨拶と致します。